「球磨焼酎」を世界へ~スイス2都市での試飲商談会支援レポート~

弊社の「球磨焼酎」への支援
弊社は今年度「小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>(第1回)」に採択され、熊本県人吉球磨地域の伝統産業である球磨焼酎の海外展開支援事業に取り組んでいます。
本補助金は、地域に根付いた企業の販路開拓を支援する機関(弊社)が地域振興等機関となり、参画事業者である10以上の小規模事業者の販路開拓を後押しするものです。地域ブランドの価値を高め、海外市場への扉を開くサポートを担っています。
現在、人吉球磨地域には27の蔵元があり(あさぎり町・人吉市・多良木町・水上村・湯前町・球磨村・錦町)、それぞれが個性豊かでこだわりのある焼酎づくりを行っています。球磨焼酎は地理的表示(GI)を取得した世界水準のブランドであり、人吉球磨の風土と歴史を背景にした高品質な焼酎です。弊社はコンサルティングのノウハウを生かした伴走支援を通じて、商品力向上や市場戦略立案を支援し、各蔵元が輸出を継続できる体制構築を後押しします。
ジュネーブ及びチューリッヒでの販路拡大に向けた取り組み
今月上旬にはスイスの主要都市であるジュネーブ(フランス語圏)とチューリッヒ(ドイツ語圏)の2都市において、現地インポーターと連携した試飲商談会を開催しました。本イベントでは、飲食店関係者、ソムリエ、食品バイヤー、インフルエンサーなどを招待し、球磨焼酎の魅力を直接伝える機会を創出しました。

また、湯前町にある林酒造場の林泰広社長が現地に赴き、参加者との交流やヒアリングを実施しました。あわせて、焼酎の飲み方の提案や製造背景の説明を行い、蔵元のこだわりを直接伝える機会を設けました。参加者多くが「焼酎を初めて知った」と回答するなど、スイスにおける焼酎の認知度は依然として高くありません。しかしイベント後には、
- 「銘柄によって味わいが異なり興味深い」
- 「食事と合わせやすい」
- 「食後酒として好ましい」
などといった評価が寄せられました。本イベントを通じて、球磨焼酎はスイス市場において「食中・食後に楽しめる蒸留酒」として受け入れられる可能性があることが確認でき、焼酎未経験者が多い環境下でも高い関心が示されたことは、今後の市場開拓に向けた重要な示唆となりました。


人吉球磨地域の認知向上とインバウンド効果への波及
また焼酎の紹介に加えて、人吉球磨地域の自然や文化、食との関わりについても発信。参加者の多くが「いつか訪れてみたい」と興味を示され、焼酎を入口とした球磨地域への関心につながりました。
将来的には、ヨーロッパ市場でのブランド浸透とともに、インバウンド誘客の相乗効果も期待されます。

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本プロジェクトは、公益財団法人地方経済総合研究所との共同で実施しています。
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球磨焼酎海外プロジェクト | 地方経済総合研究所
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