経済波及効果で地域への影響を見える化
はじめに
当社は、地域経済の調査・分析を通じて地域経済の発展に資する情報を発信しております。
本記事では、その一環として推計を行っている「経済波及効果」についてご紹介いたします。
経済波及効果とは
「〇〇のイベントの経済波及効果は□□億円」といった報道を、新聞やテレビで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。経済波及効果とは、ある経済活動に投じられた資金が、関連する企業活動や消費を通じて波紋のように広がり、最終的に地域経済へどのような影響を与えるかを数値化したものです。
経済波及効果を算出することで、イベントや事業によって地域に最終的にどれだけのお金が落ちる可能性があるのかを推計できます。
さまざまな場面での活用
経済波及効果は、イベントに限らず、道路網や公共交通などのインフラ整備、補助金給付、企業の設備投資など、多様な取組みで算出できます。例えば企業が新たに工場を建設し生産活動を行うと、建設業への発注だけでなく、機械・資材の調達、雇用創出、そこで働く人々の消費拡大などを通じて、幅広い産業へ波及していきます。

この効果は自動的に地域に生じるわけではありません。域外への支出が多ければ効果は小さくなり、地域内での調達や消費を増やすことができれば、地域にとっても、個別企業にとっても、より大きな効果となります。
また、当社では個別企業の事業活動が県内経済にもたらす波及効果を算出する取組みも行っています。
この図では、工場や機械への設備投資、製品の生産による波及効果や、県内で創出される雇用者の人数、他産業への影響(生産増加)の様子を可視化しています。

今後の取り組み
当社は今後もより効果を高めるための施策立案に資する情報発信を行い、地域の課題解決と豊かで持続可能な社会を実現するための知恵袋としての役割を果たしてまいります。
「こんなことは分析できるの?」といったご質問やご相談も歓迎しております。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
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本記事の全文は、公益財団法人地方経済総合研究所のKUMAMOTO地方経済情報Weekly(No.495)に掲載しています。
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